DevExpress のアクロバット出力設定のサンプルです。
今回はボタンを用意して、ボタンクリックでアクロバット出力(PDF)を行います。

過去のブログ(XLSX出力)を流用しています。

別画面でリンク表示

「ファイル出力」は5パターン可能です。
1パターン:エクセル(XLSX)
2パターン:エクセル(XLS)
3パターン:アクロバット(PDF)
4パターン:ワード(RTF)
5パターン:テキスト(CSV)

設定する内容は4点です。
1点目:ボタンを配置
2点目:ボタンのショートカットキーを設定
3点目:ボタンの処理実行確認を設定
4点目:ボタンのクリックイベントで「アクロバット出力」を指示

「ASPxGridView」、「ASPxGridViewExporter」、「ASPxButton」を使用します。

現状の画面デザインはこのようになっています。

20150602_04

「ASPxGridViewExporter」、「ASPxButton」オブジェクトのプロパティを変更していきます。
※プロパティ画像は「グループ表示」

<アクロバット出力設定(PDF)>

1点目:ボタンを配置

ボタン(ASPxButton)を配置して、「Text=”アクロバット出力(PDF)(P)”」に変更します。
※テーマも変更しています。

20150603_01

2点目:ボタンのショートカットキーを設定

AccessKey=”P”」に変更します。

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3点目:ボタンの処理実行確認を設定

e.processOnServer=window.confirm(‘アクロバット出力を行いますか?’);」を設定します。

20150603_03

【自動生成PG】

4点目:ボタンのクリックイベントで「アクロバット出力」を指示

ボタン(ASPxButton)オブジェクトをダブルクリックして、
ボタンクリックイベントを作成します。(VB.net側)

ASPxGridViewExporter1.WritePdfToResponse()」を使用します。

【生成PG(vb側)】

「アクロバット出力(PDF)(P)」ボタンが表示されます。

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「アクロバット出力(PDF)(P)」ボタンをクリックすると、アクロバット出力の確認メッセージが表示されます。

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アクロバット出力の確認メッセージで「OK」の場合、アクロバット出力が開始します。

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アクロバット出力した内容を確認します。

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