DevExpress の表示高さ設定(ぴったり)のサンプルです。
デフォルトは高さ「200px」です。
今回はウィンドウ高さを取得してぴったりの高さを設定します。

ぴったりでなくて良いよという方は、先日のあいまい設定を参照して下さい。
別画面でリンク表示

「ASPxGridView」を使用します。

現状の画面デザインはこのようになっています。

20150506_02

設定する内容は4点です。
1点目:マージン設定を初期化設定
 → デフォルトで設定されているので「0」を設定する
2点目:はみ出し部分の非表示設定
 → ウィンドウ高さと同じ値を設定してもスクロールバーが表示されるので、
   はみ出し部分の非表示を設定する。
   ※別の考えで「ウィンドウ高さ – 2」ではこの設定は不要(あいまい設定)
3点目:グリッドの「クライアントインスタンスネイム」に名前を設定
4点目:ウィンドウ高さを取得(Init時)

「ASPxGridView」オブジェクトのプロパティを変更していきます。
※プロパティ画像は「グループ表示」

<表示高さ設定(自動ぴったり)>
1点目:マージン設定を初期化設定

margin: 0;」を直接設定します。

2点目:はみ出し部分の非表示設定

style=”overflow: hidden”」を直接設定します。

3点目:グリッドの「クライアントインスタンスネイム」に名前を設定

ClientInstanceName=”grid”」に変更します。

20150509_01

4点目:ウィンドウ高さを取得(Init時)

「>」アイコン上で左クリックを行いメニューを表示させます。

20150509_02

Client-Side Events…」を選択します。

20150509_03

「Init」を選択して、下記を設定します。
var myHeight = Math.max(0, document.documentElement.clientHeight );
grid.SetHeight(myHeight);

20150510_01

【生成PG】

【設定対象PG】

グリッドの表示高さがウィンドウサイズ(ぴったり)になりました。

20150510_02

【余談】

style=”overflow: hidden”」を設定しないとスクロールが表示されます。

20150510_03