DevExpress の ASPxScheduler でのスケジュール移動画面作成(自作)です。

スケジュール移動画面作成(自作)するために下記の7手順が必要になります。

1.スケジュール移動画面作成
2.スケジュール移動画面で親情報(スケジュール)取得
3.スケジュール移動画面情報(項目)を親情報(スケジュール)に紐付設定
4.スケジュール移動画面情報(ボタン)を親情報(スケジュール)に紐付設定
5.親情報(スケジュール)でスケジュール移動画面設定
6.スケジュール移動コマンドクラス作成
7.親情報(スケジュール)でスケジュール移動処理設定

今回は「6」〜「7」までのサンプルを作成します。
※「1」〜「5」は昨日のブログを参照して下さい。

現状の画面デザインはこのようになっています。

20180109_01

20180112_06

20180112_07

<6.スケジュール移動コマンドクラス作成>

・「GotoDateFormCallbackCommand」を継承するクラスを作成します。

【WebForm1.aspx.vb サンプルプログラム(VB.Net)】

・紐付されたコントロールを検索するメソッドを作成します。

【WebForm1.aspx.vb サンプルプログラム(VB.Net)】

・「Public Overrides Sub Execute(ByVal parameters As String)」のメソッドをオーバレイズさせて作成します。

・スケジュール移動サービスのIFを取得します。

・各項目を上記「FindTemplateControl」メソッドを使用して取得します。

・「GoToDate」メソッドを使用してスケジュール移動を実行させます。

・スケジュール移動画面(ポップアップ)を閉じます。

・後処理として「FinalizeExecute」を実行させます。

【WebForm1.aspx.vb サンプルプログラム(VB.Net)】

<7.親情報(スケジュール)でスケジュール移動処理設定>

・「ASPxScheduler」の「BeforeExecuteCallbackCommand」を作成します。

・コマンドIDでスケジュール移動IDの判断を行います。

・コマンドに上記「MyGotoDateFormCallbackCommand」を設定します。

【WebForm1.aspx.vb サンプルプログラム(VB.Net)】

【WebForm1.aspx.vb サンプル全プログラム(VB.Net)】

それでは、実行して動作確認を行います。

20180109_01

20180112_06

20180112_07

・移動先日付、ビューを変更します。

20180115_01

20180115_02

無事にスケジュールのスケジュール移動画面作成(自作)が出来ました。