DevExpress のサンプル作成(ASPxScheduler)手順です。
データベースはオラクルを使用します。

「ASPxScheduler」のスケジュール情報はシーケンシャルな「ID」をキーにしています。
オラクルでは項目の型で「オートナンバー型」等のシーケンスを割り当て出来ません。
※「オラクル 12c」では対応している噂がありますが。。。現在構築しているオラクルは「オラクル 11g」なので出来ません。

ですので、「シーケンス」、「トリガー」を用意してスケジュール情報にシーケンシャルな「ID」を自動で割り付けていきます。
※疑似的な「オートナンバー型」を実現

<オラクル構成>
・テーブル2個(スケジュールマスタ、スケジュール情報)
・シーケンス1個(スケジュール情報のIDを管理)
・トリガー1個(スケジュール情報登録のID割り付けに使用)

<事前準備>
・オラクルで2テーブルを作成します。

【テーブル名】
スケジュールマスタ(管理対象名を管理)
スケジュール情報(スケジュール情報を管理)

【スケジュールマスタ(管理対象名を管理)】
20170809_01

20170809_02
※管理対象名を登録

【サンプルプログラム(SQL)】

【スケジュール情報(スケジュール情報を管理)】

20170809_03

20170809_04
※空レコード(データなし状態)

【サンプルプログラム(SQL)】

・オラクルでシーケンスを作成します。

【スケジュールシーケンス(スケジュール情報のIDを管理)】
20170809_05
20170809_06

【サンプルプログラム(SQL)】

・オラクルでトリガーを作成します。

【スケジュールトリガー(スケジュール情報登録のID割り付けに使用)】
20170809_07
20170809_08

【サンプルプログラム(SQL)】

それは各テストを行います。

【スケジュールシーケンス(スケジュール情報のIDを管理)】
SELECT SCHEDULE_INFO_SEQ.NEXTVAL FROM DUAL;」を実行して結果を確認します。

20170809_09

無事連番のIDが帰ってきましたので成功です。

【スケジュールトリガー(スケジュール情報登録のID割り付けに使用)】
INSERT INTO SCHEDULE_INFO(SUBJECT) VALUES(‘件名_テスト01′);」を実行して結果を確認します。

20170809_10

無事スケジュール情報の登録が出来て、「ID」項目も自動でシーケンスを割り付けできましたので成功です。
※「ID」が「2」になっているのは、上記「スケジュールシーケンス」のテストを行ったため