DevExpress の XPView でのデータ取得(上位N件対象)です。

VB.net(サーバ側)からXPO経由でデータ取得する手順です。

現状の画面デザインはこのようになっています。

20150629_03

ボタンを配置してVB.net(サーバ側)で地方名、県名(上位N件対象)の一覧を取得します。

【事前準備】

  • DBのテーブルを用意します。
  • 「DevExpress ORM Data Model」を用意します。
    「DevExpress ORM Data Model」作成手順は、過去ブログの「DevExpress の XPO のサンプル作成手順」を参照して下さい。

<テーブル名:SAMPLE.TABLECHIHO>

20150817_01

<テーブル名:SAMPLE.TABLEKEN>

20150818_01

<ORM Data Model:SAMPLE.TABLECHIHO、SAMPLE.TABLEKEN>

20150817_02

<VB.net(サーバ側)で県名の一覧を取得(上位N件対象)>

・画面に「県名取得」のボタンを用意します。

【生成PG】

  • セッションを生成します。(New DevExpress.Xpo.Session)
  • XPO経由でのデータアクセスを生成します。(New DevExpress.Xpo.XPView)
    第一引数:セッション
    第二引数:取得するデータクラス型
  • プロパティを定義します。(AddProperty)
    第一引数:別名
    第二引数:対象カラム名
    第三引数:グループ化するかどうか
    第四引数:フェッチするかどうか
    第五引数:ソート条件(今回は昇順で指示する)
  • 取得検索条件を定義します。(「ID」が「24〜30」のデータのみ対象とする)
  • 対象件数を定義します。(TopReturnedRecords)
    (今回は上位5件対象で指示する)
  • リレーション先データを参照します。
    「myList = myList & myItem(“CHIHO_ID.CHIHOMEI”)」(リレーション先は「.」で指示する)

【生成PG(VB.net)】

 

画面を表示すると「県名取得」のボタンがあります。

20150818_02

「県名取得」のボタンをクリックします。

20151026_01

20151026_02

地方名、県名の一覧が上位5件表示されましたので、
VB.net(サーバ側)からXPO経由でデータ取得(上位N件対象)することが出来ました。