「Windows Server 2012 R2」でのオラクルDBログ分離手順です。
オラクルのDBログはトラブル時の解析には非常に役に立ちます。
しかし、DBログのメンテナンスを疎かにすると、
DBログファイルが肥大増してファイルが開けない状態になる場合が多いです。
今回はDBログの分離を行っていきます。
手順は非常に簡単で、サービス停止し、DBログファイル名を変更するだけです。
DBログは下記に存在します。
DBログ場所:「XXXX」¥diag¥rdbms¥「YYYY」¥「YYYY」¥trace
「XXXX」:オラクルインストール場所
「YYYY」:オラクルのSID名
ファイル名:alert_「YYYY」.log
※DBログのファイルサイズが「2.6MB」で「70526行」存在します。
では、DBログの分離を行います。
【注意】
必ずサービスを停止させてから行って下さい。
Windowsサービス停止は下記の順で行って下さい。
「リスナーサービス」停止→「DBサービス」停止の順です。
①「OracleOraDb11g_home1TNSListener」停止
②「OracleServiceYYYY」停止
「YYYY」:オラクルのSID名
①「OracleOraDb11g_home1TNSListener」停止
↓
②「OracleServiceYYYY」停止
↓
DBログファイル名を変更します。
↓
※ファイル名の末尾に「_2018」を追加
元の「alert_sample.log」を作成する必要はありません。
サービスを起動すると自動で作成されます。
Windowsサービス起動は下記の順で行って下さい。
「DBサービス」起動→「リスナーサービス」起動の順です。
①「OracleServiceYYYY」起動
②「OracleOraDb11g_home1TNSListener」起動
「YYYY」:オラクルのSID名
①「OracleServiceYYYY」起動
↓
②「OracleOraDb11g_home1TNSListener」起動
↓
DBログファイル分離の確認を行います。
※「alert_sample.log」が自動で作成されました
無事DBログファイルの分離が出来ました。
目安ですが、年一回はDBログファイルの分離を行った方が良いと思います。
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