DevExpress の ASPxGridLookup でのデータ取得(1カラム)(JavaScript)のサンプルです。

今回は、リスト閉じるイベントで選択行のデータ(1カラム)を取得します。

現状の画面デザインはこのようになっています。

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「ASPxGridLookup」オブジェクトのプロパティを変更していきます。
※プロパティ画像は「グループ表示」

<データ取得(1カラム)(JavaScript)>

「GridLookup Client-Side Events」の「QueryCloseUp」に「ClickGetSelectedRow();」を設定します。
※「ClickGetSelectedRow」はローカルメソッドです。

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「ClickGetSelectedRow」のローカルメソッドを作成します。

・ASPxGridLookupからデータ取得します。(GetSelectedFieldValues)
第一引数:取得対象項目(カラム)
第二引数:取得後の処理関数(メソッド:OnGetRowValues)
※「GetSelectedFieldValues」は非同期なので、第二引数で処理関数を渡す必要があります。
※「OnGetRowValues」はローカルメソッドです。
・データ取得後の指示をします。(OnGetRowValues)
第一引数:取得データ
※「OnGetRowValues」はローカルメソッドです。
※「values」はローカル変数です。

【サンプルプログラム(JavaScript部分抜粋)】

【サンプルプログラム】

それでは、実行して動作確認を行います。

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「仙台」、「山形」を選択します。

 

リスト外をクリックしてリストを閉じると、選択したデータのメッセージが表示されます。

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無事にグリッド表示のコンボボックス(ASPxGridLookup)で選択したデータが取得できました。