DevExpress の「ASPxPivotGrid(ピボットグリッド)」は動的に集計結果を表示する事が可能です。
動的(操作)で集計結果を表示できますので、いろいろな場合に使用可能かと思います。

エクセルのピボットテーブルとほぼ同等の機能を表現することが出来ます。
また、集計結果をグラフに反映も可能ですので、視覚的にも見やすいと思います。

「Microsoft Visual Studio」では提供されていません。

では、サンプルの売上一覧を使用して説明します。

【集計結果】
20190304_01

画面の構成は5つのエリアが存在します。

<エリア>
・データエリア
・行エリア
・列エリア
・フィルターエリア
・隠しエリア(非表示項目)

【データエリア】
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【行エリア】
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【列エリア】
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【フィルターエリア】
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【隠しエリア(非表示項目)】
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上記5エリアの項目はドラッグで移動可能です。
※隠しエリア(非表示項目)は右クリックのコンテキストメニューから操作します。

ためしに行エリアの「案件」、「取引先場所」、「取引先名」を隠しエリア(非表示項目)に移動してみます。

・「取引先名」項目の上で右クリックのコンテキストメニューを表示して「非表示」を選択します。

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・同様に「案件」、「取引先場所」も「非表示」を選択します。

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各項目のアイコンを見ると薄々感じとれると思いますが、
ソート、フィルタリングも可能ですので、「担当者」で「営業A」は対象外にしてみます。

・「担当者」項目のアイコンを選択します。

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・「営業A」のチェックを外します。

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「担当者」を降順ソートしてみます。

・「担当者」項目のアイコンを選択します。

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隠しエリア(非表示項目)は、各エリアの項目外での右クリックのコンテキストメニューから表示可能です。

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・「フィールドリストを表示」を選択するとポップアップで隠しエリア(非表示項目)が表示されます。

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隠しエリア(非表示項目)の「案件」を行エリアへドラッグ移動させます。

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フィルターエリアの「売上月」を行エリアへドラッグ移動させます。
※行が多くなるために、1ページ20件表示に変更しています。

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上記のように操作で動的に集計結果を表示する事ができますので、便利で使いやすいです。